大きなニュースばかり続いた大変な年明けとなりました。
令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
数々の映像から「安全な収納」について改めて考えさせられました。
使い勝手のよい収納ばかりを意識し、防災面に重きを置いていたかと言うと反省すべき点が多々あります。
当たり前の事ではありますが、この機会に今一度、確認したいと思います。
例えば、危険度の高いキッチン。キッチンには鋭利なモノが結構あります。これらは、迷う事無く日頃から引き出し等、収納できる場所にしまう事。
次に、重たい瓶・缶・ボトル類などは、足元に近い場所に収納します。
電子レンジやコーヒーメーカー、ケトルなどは、固定するのはなかなか難しいと思いますが、せめて落ちにくい棚の奥側に置く、または市販品の滑り止めなど耐震グッズ(例:耐震ベルト、耐震ポール、耐震ジェルなど)を利用して滑りにくくするという工夫をしましょう。
そして、食器類。こちらは、ケガから身を守るという意味でとても重要なポイントになります。ずばり、隠す収納(しまう収納)が有効です。
リライフホームのモデルハウス、CLASSS-S WAVE、LOAFER、COVACOはカップボードを引き出しでご提案しております。
家事動線のアクションを減らすことで便利な「見える収納棚」をキッチンに導入された方も、食器の下に市販品の滑り止めを利用する、安定(固定)した入れ物に食器を入れてから収納する、むやみに重ねない、などちょっとした工夫で被害軽減対策になります。
また地震の揺れで、扉が勝手に開いてしまうのを防ぐ「耐震ラッチ」(飛び出し防止用耐震グッズ)を採用するというのも有効な方法です。
デフォルトでついているカップボードもあれば、部品を購入してご自身で後付けする事もできます。
いつ発生するかわからない災害。
お家は大切なご家族の癒し空間。安全を確保しつつ、部屋が無機質になりすぎないようご自分らしさを取り入れて楽しんでいただければと思います。
日ごろのちょっとした工夫で、いざという時に備えたいものです。
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