整理収納アドバイザーのsakuです。
これからお家を建てようとしている方の参考になればと思ってブログを書いています。
今日は、断捨離のタイミングのお話です。
「断捨離」すっかり世の中に定着した言葉ですが、改めて「断捨離」とは‥
やましたひでこさん提唱の、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方
多くの方は、新しいお家が完成して引越し間近になると、さあ引越!片付けなくちゃと引越し準備と並行して断捨離されるのではと思います。
私も経験がありますが、引越しの前はやる事が山積み。頭の中はカオス状態。
そんな中でゆとりを持った心で片付けなんてしてられません。
となると、どうなるかと言うと「とりあえず、新しいお家に持って行ってあとでゆっくり整理しよう」とりあえず、とりあえず‥ と後回しモードになるのです。
片付けにおいて、「とりあえず」は厄介ですよ~。後々ご自身を苦しめることになるかも(^^;
そしてその後回しにされたモノ達は、一旦新しいお家に運ばれるというシナリオです。
でも、待って下さい!
その選別作業『断捨離』を、早い段階のお家の詳細(間取り等)を決める前にやったらどうでしょうか?
このタイミングで断捨離すると、どういうメリットがあるでしょうか。
新しい家に入るモノの量が把握できる。
量が決まる事で、あらかじめどんな収納箇所、場所、大きさが必要かが把握できる。
その内容をお打合せで伝えると、無駄のないコンパクトな設計ができ建築費を抑えることができる。
暮らしのイメージが、俄然しやすくなる。
引越しが楽になる。モノの住所が大体決まっているので、荷解きも楽。
モノの量が少ないので引越し費用が安くなる。などなど‥
いいことずくめですね^ ^
では、まだまだ先の事なのに、どんな風に断捨離すればいいの?という事ですが、
大きなモノ、例えば今使っている家具を断捨離してしまっては日常生活に支障をきたすので、今お持ちの家具ひとつひとつを新しい家に持っていくか、新しい暮らしに必要かどうか決めておくのです。
洋服、雑貨、小物はイメージではなく、実際に断捨離していきましょう。
では、何を残して、何を手放したらいいでしょうか?何を基準に断捨離したらいいのでしょうか。やました先生がおっしゃるには、今の自分にとって「不要・不適・不快」なモノを取り除くという事です。
新しいお家に引越のタイミングで「不要・不適・不快」がなくなり「要・適・快」が残る。まさに、理想ですね。お家を建てるという事は、人生において大イベント。そして、誰もができる事ではないのです。丁寧に大切にお家にモノを入れてあげたいと心から思います。明るい未来が見えてくるようですね。
さあ、初めは引き出しひとつから始めましょう。1カ所からでいいんです。
今日はここだけ、みたいな感じで^_^ すぐにでもとりかかれそうですね。
そのあとのステップ、整理収納は無理にしなくても大丈夫だと思います。もちろん断捨離のあとに整理収納をキチンとできれば完璧だとは思いますが、皆様の着地は新しいお家なので新しいお家視点で考えてみてはどうでしょうか。
まだ引越前の家なので整理収納でキレイに仕上げなくていいというのは気が楽ですよね。ゆっくり進みましょう。
次回は、私が見た失敗例、とりあえずと言いながら、新しい家に大量のモノを持ち込んでしまった方の実例をご紹介しますね^^;
では、また。
とても刺激を受けました!これからも整理収納記事、楽しみにしています!